2019.10.13 Sunday
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かなぶログ Season1犬猫の話、日常のいろいろ〜備忘録
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これまでブログのお引越しを繰り返した事で、たくさんのコメントが消えてしまいました(T-T)本当に申し訳ありません!すべてその都度読ませていただきました<(_ _)>温かいコメントやメールなどいつもありがとうございます!
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【まる】マルチーズ♂ 1996.06.20〜2008.04.24(享年11歳) おっとりのんびりマイペースなコでした♪ 【ポン】ペルシャとのMIX♀ 目の色:ゴールド 1986.3〜2006.07.17(享年20歳) 【ちびまる】MIX♀目の色:グリーン 1987.04.06〜2005.08.08(享年18歳) ポンちゃんの娘 【チャッピー】MIX♀目の色:ブルー 1991.02.24〜2008.05.08(享年17歳) ちびまるの娘 CALENDAR
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2008.06.19 Thursday
母が作ってくれた最後の・・
パソコンの中の画像を整理していたら、
母が作ってくれた食べ物の画像が出てきました。 闘病生活の中で、私の為に一生懸命作ってくれたもの。 なんてことない普通の冷やし中華。 だけど、私にとっては世界一。 これまでいろんなお店で食べたけど、これには敵わない。 舌が肥えていて味にうるさかった父も、これだけは褒めていた。 本当においしかった。 小さい頃からよく作ってくれたすいとん。 おなかすいた〜というと、いつもこれが出てきた。 一緒に作ったこともあったね。 私のとってのおふくろの味。 このすいとんが、母が作ってくれた最後の食べ物。 天国に旅立つ2ヶ月前。 自分は食べられないのに、私の為に作ってくれた。 そんな母を台所に立たせるなんてイヤだダメだと断ったけど、 どうしても作りたいと。作らせてほしいと・・ 母親の愛情ってすごいね。 本当にありがとう。 もう2度と食べられないんだね。悲しいよ。 ごちそうさまでした。 本当に ごちそうさまでした。 2008.06.11 Wednesday
母が好きだった花
紫陽花。 母が好きだった。 出先で見かけて思わず撮ってしまったよ。 今度一緒に庭に紫陽花を植えようねって 楽しみにしてたのにね。 明日は四十九日。 母が恋しくて道端で泣きそうになった。 2008.05.11 Sunday
2008年 最後の母の日
2008.04.25 Friday
母 旅立つ
今朝、母は天国へ旅立ちました。
私と夫は病院の家族控え室で寝ていたのですが、 看護師の方からそろそろお時間です・・というような事を聞いたので 母のいる病室へ急いで向かいました。 ほんの数分でしたが、最後の時を一緒に過ごす事ができました。 看護師の方が「今、ご家族がきますからね」と言うと鼓動が強くなったそうです。 月曜日からは目覚めることがなくなり、ここ3日ほどはもう 生きているのかどうなのかギリギリの状態で、呼吸はほとんどなく、 心臓だけがトクトクと小さく動いていて・・。 日に日に顔も母のものではなく、別人のように変わっていきました。 そんな状態でも聴力は最後の最後まであると言われましたが私は半信半疑で。 看護師の方に「ちゃんと聞こえてますからね」と何度も言われました。 経験上のお話をされて、それがとても説得力があったので、 私もだんだんその気になり一生懸命お話しました。毎日たくさんお話しました。 まるが死んだ事を報告した時、今日のお別れの時、母はポロリと涙を流しました。 きっと聞こえてる。 気持ちをすべてきちんと伝えたので心残りはありません。 死に顔は本当に安らかで、とても美しいとみなさんがチヤホヤ(笑)してくれたので 母も喜んでいると思います。 どなたにもそういう風に言うものだと思いますが、やっぱり嬉しかった。 毎日状況は変化し、色々な事がありました。 不思議な出来事もいっぱいありました。 落ち着いたらその時のことなどを少しずつ載せていこうと思います。 2008.04.20 Sunday
母 起きる
今日の朝は少し元気が出ていた。ぐっすり眠ったからかな。夢も見なかった。
でもだんだん目が冴えて現実というものを感じてくるとやっぱり涙が出てくる。 母の部屋をのぞいたりなんかして。 起きたらまずは「おはよう!今日はどう?元気?」と挨拶しにいくのが日課だった。 その時の顔色や様子でだいたいの体調がわかるから、それで1日の予定を立てていた。 今日は日曜日。 ”今回は日曜に退院しようと思ってるから”なんて言って病院へ向かったんだよなぁ。 今日・・・はぁ〜・・こんなことになるなんて。 最近の母の様子は今までとは明らかに違っていて、正直に言えば こういう展開をまるっきり予想していなかったわけじゃない。 ただ、そんなことはないだろう、きっとまたいつものように元気になって帰ってくると思いたかった。 ボンヤリしながらもなんとか家の事を済ませて夫と一緒に病院へ。 ナースステーション受付にはずっと母を担当してくれている看護師がいて、 驚いたような笑顔で慌てて言った。 「あ、あのね、お母さん、すごく意識がはっきりしてて・・結局ベッドで起き上がっちゃって。今は寝てるけど、さっきまで起きてていろんな話をしてたのよ・・本当にびっくりしちゃって・・うーん・・それでね・・」 そこからは覚えていない。例のごとく涙が溢れてどうしようもなくなったから。(苦笑) かわりに夫が聞いてくれてとても助かった。水分の点滴をしたらしい。 いそいそと病室に入ると母は確かにいつもの母と同じに見えた。 「今日も来たの?たいへんだねぇごめんね」 「こんなことになっちゃってごめんね・・」 謝ってばかりいる。 「ゆるしてゆるして」とず〜っと拝むようなおかしなポーズ。 切なくなってしまった。 衰弱している体にモルヒネなどの薬剤を大量に使っているから所々おかしな言動がある。 突然「楽しいな〜楽しいな〜」と足をバタバタさせて子供のようにはしゃぐ仕草もそう。 こんな時は泣かないで笑顔でいればいいのに、どうしても泣きじゃくってしまう私の顔を 両手で心配そうに包んでくれた。 この時の感触を私は一生忘れない。 それから10分ほどして、母はスースーと寝息をたてた。 もともと”病院にお見舞いに・・”という行為を苦痛に感じてしまう私は 母の顔を見ると安心して”さてそろそろ帰ろう”とつい思ってしまうが、 病室から一歩外に出た途端、心がモヤモヤとしてきて具合が悪くなってくる。 いつまでこんなことが続くんだろう。 ドラマチックな奇跡が起きたらどんなにか・・ |
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